mikatarou

本を中心に気まぐれに紹介しています。

今日はハロウィン🎃

今週のお題「ハロウィン」

 

本日10月31日はそう!ハロウィン。

パリピポ怖い…渋谷とかは凄いことになってるんだろうなぁ。

絶対近づかないこう。

 

いろいろな人のブログを拝見すると

猫達に被り物をつけてアップしてる方も結構いるんですよね。

かわいい。。

うちの猫達もあんな風に可愛く撮れるかしら。

ハロウィンやクリスマスなどの行事の度にそう思うのですが

うちのにゃんこは二匹とも被り物が大嫌いです。

なんかすごい嫌な顔するんですよね。

 

 

昔撮った写真がこちら。

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 Qさん…

なんでそんなに悲壮感溢れる顔をするのでしょうか。

なんだか宙を見てます。

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T君。
舌までだして私の事をあざ笑います。

 

うちの猫達にに被り物は無理だなと諦めました。笑

 

さらばしゃ

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アンモニャイト

 

時代物×SF×ファンタジー 一気読みしてしまう本

恒川光太郎の長編物語

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金色機械のあらすじ

時は江戸。ある大遊廓の創業者・熊悟朗は、人が抱く殺意の有無を見抜くことができた。ある日熊悟朗は手で触れるだけで生物を殺せるという女性・遙香と出会う。謎の存在「金色様」に導かれてやってきたという遙香が熊悟朗に願ったこととは―?壮大なスケールで人間の善悪を問う、著者新境地の江戸ファンタジー

 

金色機械の感想

単行本ですごく分厚い本だったのですが一夜で読んでしまいました。

この物語は様々な人物の視点をかえて描かれています。

 

主人公は2人です。

1人目が遊郭のトップで人の殺気を目で見ることがでる熊悟朗。

2人目が触れただけで生物の命を奪うことができる少女、遥香

その他に女を攫い盗みも殺しもする、ならず者の巣窟「極楽園」。

周りを取り巻く人々が複雑に絡み合いながら物語は進んでいきます。

 

物語が進むにつれてどちらの主人公でも登場する人類を超越した力をもつ

金色の機械が登場し物語は一つに集結します。

 

時代物×SF×ファンタジーという一見交わらさそうなジャンルがちゃんと

纏まっています。

 

しかし今までの恒川光太郎さんの本とは印象が違いました。

風の古道、美丘、秋の牢獄のように異世界に迷い込む事もないですし、幻想的な感じよりも機械が出てくるのでSF感が強く感じました。

 

 

 

 

 

人間の本能と変態性

 

 

谷崎潤一郎の短編小説。

 

 

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谷崎潤一郎マゾヒズム小説

エスカレートする遊びの中で、少年と少女が禁じられた快楽に目覚めていく「少年」、女に馬鹿にされ、はずかしめられることに愉悦を感じる男を描く「幇間」、関東大震災時の横浜を舞台に、三人の男が一人のロシア人女に群がり、弄ばれ堕ちていく「一と房の髪」など、時代を超えてなお色鮮やかな、谷崎文学の真髄であるマゾヒズム小説の名作6篇。この世界を知ってしまったら、元の自分には戻れない。

【「BOOK」データベースの商品解説】

感想

マゾヒストといいうのは被虐性欲(ひぎゃくせいよく)とは、肉体的精神的苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。

この小説の最初の1編の「少年」が印象的でした。

10歳を過ぎた少年少女が快楽を快楽とは理解できずに

虐められる事が快感になっていく少年たち。

マゾヒズムとエロティシズムの違いを理解できない幼さ。

危うい雰囲気が漂っている。

なんだか人間の本能と人間の変態性を表した作品。

 

 

狂気的、暴力的な一冊

図書館で借りた町田康さんの本、読了。

夜中徹夜で読んでしまいました。

人間小唄町田康

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あらすじ

劣化する感性を粉砕する、破壊力抜群の傑作長編!
こいつを潰すのは俺の使命。俺の勇気。そして希望。
青雲。ラララ、君が見た光。

小角が書き送った短歌を自分の文章に無断で引用した作家・糺田両奴。国民の無意識に影響を及ぼして駄目にする奴の文学を根底から破壊する! こちらの世界に拉致してきた糺田に課した難題は、「一、短歌を作る。二、ラーメンと餃子の店を開店し人気店にする。三、暗殺」。それは魂のテロルの始まりだった。

感想 少しネタバレあり

一気読みしてしまいました。

文体が暴力的で癖が強いです。

しかしリズムが良いのでスラスラ読めます。

相手を罵倒する時の言葉も独特で「箱っ‼」「書!」など不思議な言葉を使います。

大まかなあらすじはあるけど、細かいことは考えずに作者の頭の中をそのまま観ているような気持ちになります。

意味不明な事が沢山出てきますが、リズムで読み切れます。

最後の脳の一部に損傷を負った作家の文章が怖かった。

こんなに狂気的な文章を描ける作者さんの頭の中はどうなっているのだろうか。

すごく引き込まれました。しかし、好き、嫌いが分かれる小説だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ私が触ると毛づくろいするんだろうか。

ある朝、T君が私の足元に!

寒いと猫達がきてくれるからいいね。テンションアゲアゲ。

嬉しくてつい変態おじさんみたいになってしまう私。

 

我「ヒャッほーかわいいね君。どこからきたのぉ?この辺の子ぉ?」モフモフ 

 

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T君 ギロり


我「寒いねーもう冬だよ(ワクワク)」


我「T君は寒いのが苦手なのかなぁーこんになに良いセーター持ってるのにねぇ」
モフモフ腹に顔埋め スゥハースゥゥハー

T君、すっと立ち上がり違う場所へ

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我「 ('ω')。。。」

 

ということで

なんだか猫達が寒そうなのでAmazonでペットハウスを買いました!

大体レビューの評価で良いやつを決めます。

Amazonのレビューは絶対だと思っているので( ・´ー・`)どやぁ

値段は3180円でした。

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届いた時はちょっと臭かったので、外に干しました。鳥の巣みたい。

干してる最中からソワソワするT君。

気になってしょうがないみたい。

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そしてT君がハウスの中に‼

我「どうですか?住み心は?」

 

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気に入ってくれたみたい。

よかった。

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すでに王様気分。

紳士Qさんも

このとおり

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 よかった。

私の部屋に常設しました。
これで猫達を独り占め。うしし


旦那も私に対抗してマカロンみたいなベッド買って部屋に置くそうです(笑)

猫争奪戦。どうなるのかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高の恋愛小説

読書の秋!

図書館&ブックオフに行ってきました。

図書館の雰囲気が好き。

本の匂いがするし、たくさんの本を見ていると

なんだか少し賢くなった気がするから。

 

 

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くっすん大黒/町田康

金色機械/恒川l光太郎

人間小唄町田康

放課後の音符(キイノート)/山田詠美

谷崎純一郎マゾヒズム小説集

 

 

さっそく山田詠美さんの放課後の音符(キイノート)から読みました。

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放課後の音符(キイノート)のあらすじ


大人でも子供でもない、どっちつかずのもどかしい時間。
まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々-。

背伸びした恋。心の中で発酵してきた甘い感情。片思いのまま終わってしまった憧れ。好きな人のいない放課後なんてつまらない。授業が終わった放課後、17歳の感性がさまざまな音符となり、私たちだけにパステル調の旋律を奏でてくれる・・・。女子高生の心象を繊細に綴る8編の恋愛小説。(「BOOK」データベースより)

 


放課後の音符(キイノート)のあらすじ

17歳という微妙な年齢の複雑な心情を、繊細に丁寧に描いています。
少女でもなく、だからといって女性でもなく。
カナは17歳だけど、もう男の人と一緒にベッドに入ることを
日常としている」という文章で始まる物語。
周りの友人が大人になっていくことの焦りや不安、人を愛し、愛されることを
美しく描いています。


この物語に”香り”というものがよくでてくるんですが、

一つ一つの言葉が綺麗で、目に見えないはずの香りを感じることができる。
17歳だった自分はどうだったか自然と思い出してしまう作品。

高校生のころに出会いたかったのが残念。

しかし昔少女だった女性にもおすすめ。

不思議と純粋な気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もふもふの抵抗

 

 

今日はいい天気。

T君もQもご機嫌でした。

猫って機嫌が良い時だと目がキラキラするんですよね。

いうもクールなT君ですが今日は嬉しそう。

 

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せっかくいい天気だったので

ベッドのシーツとお布団を干しました。

 

結構すぐ乾いて干したシーツをベッドにつけようとしたその時...

ベッドを見るとT君が私のベッドで寝ている。

 

我「T君どいてー」

 

T君「あ?」

 

我「あのーベッドシーツをつけたいのですが…」

 

T君「あぁいいよ。つければいいじゃん」

 

我「どいてくれませんかね」

 

T君「やだ」

 

シーツを付けないと眠れないしなぁ。

どうしたものか。

 

我、「しかたない…悪く思うなよ」ぐいぐい

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我「ほら、どいてくださーい」ぐいぐい

 

T君「卑劣な奴め。絶対どかない」決意に満ちた目

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このあと一進一退の攻防を繰り広げたのですが、

絶対どかないので諦めました。

少しして部屋に戻るとどいてくれてました。

めでたしめでたし。